口腔外科


親知らず

親知らずは1番最後に生えてくる奥歯のことで智歯または第3大臼歯(8番)といいます。
通常、永久歯は12歳ごろにははえそろいますが親知らずが萌出してくるのは15歳ごろです。遅い人ですと18歳ごろの方もいれば20歳過ぎにはえてくる方もおり、個人差があります。また、歯の基となる歯胚が先天的に認めずはえてこない人もいます。
近年、食生活の変化により昔に比べ顎の成長が劣ってきているといわれています。そこで顎の骨が小さいと親知らずのはえてくるスペースが不足し、傾いてはえたり、顎のなかに埋まったままになるケースがあります。

親知らずのデメリット

虫歯になりやすい
奥歯の更に奥に生えてくるため、歯ブラシが届きづらく、虫歯にかかりやすいです。

歯並びが崩れる
すでに生えている奥歯を押すため、歯並びが悪くなる可能性があります。

口が開けずらい
顎関節に対して、悪影響を及ぼし、顎の開閉に問題が起こる事もあります。

親知らずの抜歯は比較的大きな治療ですので、治療に入る前にしっかりとご説明「インフォームドコンセント 」を行っております。
不安な点や分からない点がありましたらお気軽にご相談ください。

顎関節症

  • アゴがカクカク鳴る
  • ものを噛む時、耳やこめかみのあたりが痛い
  • 突然口が開かなくなった

程度の差もありますが、このような症状があれば、顎関節症の疑いがあります。
今はカクカク鳴る程度でも、悪化すると口が開かなくなったり、関節が変形してくる場合があります。耳の付近が痛くなる場合が多いので、耳鼻科に行かれる方が多いのですが、顎関節症は歯医者さんで診察します。
少しでも気になったらあや歯科医院にご相談ください。

ドライマウス

ドライマウスとは日本語で口腔乾燥症といいます。

  • 糖尿病・腎疾患などの病気
  • 薬や治療の副作用
  • 口呼吸や喫煙
  • 唾液腺の病気
  • 神経障害
  • 精神ストレス

などが原因で、唾液の分泌量が少なくなりドライマウスになってしまいます。
人間の唾液には、殺菌作用があり、分泌量が減ると抑えられていた細菌が活発に繁殖し始め、虫歯・歯周病、口臭の原因になります。そのため、虫歯や歯周病にかかってしまったり、口臭がひどくなってしまいます。
また、味覚障害を伴う事もあります。最近口が乾く、以前より味オンチになったかも?と思われましたら、是非一度診察をしてみてください。

ドライマウススペシャリスト

ドライマウススペシャリスト認定医 第1085番

院長の高橋綾はドライマウス研究会に所属しています。
ドライマウス研究会「 DRY MOUTH SOCIETY IN JAPAN

マウスピース

格闘技全般やラグビーなど体に激しい衝撃がかかるスポーツをされる方。
歯の破損・脱臼、顎骨骨折などスポーツ外傷を防止するためにマウスピースの装着をオススメいたします。
あや歯科医院では、マウスピースの作成も行っておりますので興味がございましたらお気軽にご相談ください。